北京公演…断念
いま、ちょうど『果てない空』が流れてきてるんだよな…。
正直、こうなるであろうことは、多くのファンや関係者も覚悟はしていただろう。
正体不明の新型コロナウイルスがニュースになり始めたのは令和元年の年末も押し迫ったころから。
ニュースで取り上げられるようになったのは、検索してみると大晦日の日付が多い。
年を越して、ワイドショーが連日報道するようになるほど、シャレにならない伝染病ではないか?と伝えるようになってきた。
本当にどれくらいシャレにならないかはまだ全貌は見えておらず、高齢者や基礎疾患を持った人は危険だが、致死率で言えばよっぽどインフルのほうが怖い…という専門家もいるようだ(そしていろんな専門家がいるから迂闊な行動も注意だが)。
で、日本政府も武漢からに専用便を派遣して帰国を促しているし、横浜沖では超豪華クルーズ船内で感染者が確認されて、接岸を許すも船内での隔離状態が続いている。
ライブって4月って言ってたよね?
ちょっとマズくない?
予感は当たってしまった。
ギリギリまで可能性を測ったんだろう
令和2年2月17日(月)の夕方、ジジイはネットニュースの報で知った。
ああ、やっぱりか。仕方ないよなぁ。
そのあとでジャニーズNETの挨拶動画も見せてもらい、過度に沈鬱になるでもなく、四角四面の報告に終わるわけでもなく、「戻ってくるよ」と言わんばかりの微笑さえ浮かべ、嵐というグループの誠実さを再認識した。
その中で、翔ちゃんは「断念」という言葉を使った。
中止とも言わず、延期とも言っていない。
さすがに今年いっぱいでの活動休止が宣言されている超絶スーパーグループが、どっかに超国家級の巨大プロジェクトをするっと動かせるはずもなく。
けれど、中止なんて悲しい単語をかんたんに口にするような連中でもなく。
そして、やはり嵐の官房長官としての翔ちゃんがキャスターとして報告できる日を選んで発表したんだなぁ…と思ったけど、NEWS ZEROで
断腸の思いです。
この言葉の重さがね…。慣用句としての意味を超え、ずっしり伝わってきた。
4月に隣国とはいえいろいろ事情が違う外国でライブをやる。しかもそこには「日中文化・スポーツ交流推進年親善大使」という国家レベルの役目を負っている。
おそらく半年じゃ足りないくらい準備していただろう。
中国語で披露する曲も、MCも、練り込んでいただろう。
相葉ちゃんは挨拶の練習をしていただろう。
グッズのデザインも、販売の手配も…もろもろついていただろう。
しかも、会場は8万人収容といわれる中国が国の威信をかけてつくった「鳥の巣」だ。翔ちゃんが初めてオリンピックの開会式を生で観た場所だし、ツイッターで中国の人が「あの会場でコンサートをするという意味はとてつもなく大きい(意訳)」と言ってた、という投稿を見かけた。
それが…ニュースが出てから50日程度だよ。
5人以外にも膨大な人たちが動いてたはずだ。
だから、みんなギリギリまで可能性を探ってたんじゃないかな…。そう考えると、参戦の予定もなかったジジイまで、なんかツラくてね。
復活LOVEはある
しかし、繰り返すが、翔ちゃんもジャニーズNETも、最新の注意を払って「中止」も「延期」も言ってない。
てか、ほぼ必ず再設定すると思う。
翔ちゃんは、このイベントの重要性をビリビリ感じてたはずだし、だいいちこの正月にパパ様から「コトの重大さ」をみっちり語られてただろう。
MJ様は…Voyage#2で見せつけられた、あのものづくりに対するプロど根性を思うとね…この「断念」はもう想像するだけでやりきれない感じすらあるよ。
でも、だからといって「運が悪かった」と諦める彼らじゃないだろう。
期待を裏切ったお詫びをしなければ。
と考える人だってことは、にわかなジジイでもわかる。
相葉ちゃんも、実家の生業の本家に
お礼しに行くよ!
って思ってた気がするし、ニノもニノで、あまり表に感じさせないけど、やさしいやつだから、
まぁ待ってなよ。
って感じかな。
しかし…サトぴょんだよな。ほんとうは休止中はなんも考えなくていい環境にしてあげたいんだけど、この件でそうもいかなくなった可能性は高い。いや、なんか本当に申し訳ないんだが、休止は1年になる気がする。
というのも、年内にライブがスライドできなかった場合(ふつう考えるとムリだと思う)を想定してググってみると、ヤバいネタを発見してしまった。
2022年の「日中国交正常化50周年」というアニバーサリーがやってくるんだ。ジジイは広告業界長いけど、オトナたちは記念行事が大好きだ。なので、ここをターゲットにする気がする。
マジかよ…。
とうなだれる気もするが、そもそも心を許せる嵐と別れて1年以上いられるわけないというのと、1年以上放流を続けたらどこに行っちまうかわかんないからさ。
ソロプロジェクトは嵐にいながらじゃないとムズカシイ気がするよ。
だから、『復活LOVE』はあると小声で断言する。
ただし、2022年まで嵐というアーティストパワーをできるだけ維持することが必要だから、そこはいろんな工夫が必要なんじゃないかな。
ファンとしては、サブスク回したり、いろいろ!(想像できてない)
なんかMJ様が関係者には強がりつつも小栗旬とか誘って朝まで呑んでるような気がして、ジジイも今日は休肝日にしようと思ってたけどちょっと呑んだ!
あー、いま『夏疾風』が流れてるんだ。この歌詞がなんかシンクロしないか?