残念です…
嵐以外のネタだから短めにしますけど。
9月22日の『鉄腕DASH!』で放送された、養豚計画の中止の件。そんなのが進んでいたとはただのファンとしては知るわけもなく、最初から「なぜこれがすぐにオンエアされなかったか」というフリから始まった時点で、ああ、豚コレラの影響か…と察してしまった。
しかも、埼玉はつい最近まわってきたみたいなことをネットで見聞きしていたので、もしかしたら番組で紹介された養豚家の方も…と思ってしまう。
国は数日前にワクチンの接種を決めた。なんでもっと早く?と思わないでもないが、
ワクチン接種をした国は国際ルールで「非清浄国」と位置づけられるため、輸出が難しくなる恐れもある。
ということらしいので、それはそれで苦渋の決断だったんじゃろうな。
番組内で赤ちゃん豚をだっこする長瀬が映っていたが、全頭殺処分なんて聞いたら…どんな気持ちじゃったろう。
いのちをいただいている
ものすごくリアルに覚えているのじゃが、約10年前、銀座か目黒の沖縄料理店で呑んでいたとき、
この豚はどうやって料理になったんだろう?
と突然思ったことがあった。
豚の角煮を食っていた。ラフテーじゃ。
しかし、豚であることはもちろんわかっているが、どういうプロセスを経て、ここで料理になっておるのか。ざっくりとした知識はあるが、そんなことでいいのか?と急に思ったわけじゃ。
ジジイは、そんなこと学校で習った覚えはない。
下の子はまだ小学生じゃった。
で、その週に、本を買った。
こういうことは、人として、ちゃんと“感じて”おかなければならない、と思ったからじゃ(知って、ではなく)。
さらに、こういう本も見つけた。
こちらの絵本は、何度か一緒に飲ませていただいている漫画家さんによるものであった。ひとつひとつの作品の話はしたことがなかったので知らなかった。
▼※さらに、こちらは2014年の24時間テレビで関ジャニ∞の大倉くんが主演した『はなちゃんのみそ汁』の絵本。これも同じ魚戸おさむ先生が描かれています。
▼※さらにさらに、同じ魚戸おさむ先生が現在連載中の終末医療をテーマにした『はっぴーえんど』。日本の漫画がすばらしいのは、こういった社会問題もマンガとして描くことで関心を広めることができるということ。
すべてが便利になっている世の中だからこそ
なんか、以前に見たテレビで、お肉は最初から「肉」であって、もともと動物であったことを知らない人がいる的なバラエティ番組を見たことがある。
笑えない。ジジイも、そう変わらない。ジジイの子どもたちも、あまり変わらない。
そう思った。
ジジイの「食肉」体験は、小学生のころ、父の故郷で調理師であった父が鶏を捌いていた記憶に遡るのじゃが、畑を逃げ回る鶏の首を包丁の背で滅多打ちにして…以下自粛…宴の膳に供したことじゃ。
しばらく鶏肉が食えんかった。
しかし、いのちをいただく、というのは、そういうことじゃ。
だからこそ、さっき見た『鉄腕DASH!』の企画、やれていればなぁ…と思ったんじゃ。
いまの世の中に必要なことだと思うんじゃ。
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