チャリティーやるのでは?と噂してたら
最近は家族との話題も新型コロナに関することが多くなっちゃって。
きのうも夕食前に家人とその話になり、どういう流れだったか忘れたけど、
日本では本格的なチャリティーやれねーのかね?
と言ったんだけど、ふと、
あ、でも、ジャニーズはやるかもよ?
と何の根拠もなく口走った。
で、きのう朝がた仕事終わりにブログを書き終えてネットニュース見たら、
というのを見つけて、
なぬっ!マジか!
となって、思わずツイートして、寝て、起きたら、ちょっとバズっててオドロイタ。
海外のアーティストは積極的なのに、日本はやらない?いや、ジャニーズはやるんじゃない?と話してた矢先ですよ。さすが!日本版We Are The World ですよ(例えが多少古い)。
ジャニーズ事務所公式サイト「Johnny’s net」 https://t.co/KwRMZzWU54— アラジイ (@arazii_jp) May 12, 2020
嫉妬してました
先日、フジテレビで『家フェス 「STAY HOME, STAY STRONG~音楽で日本を元気に~」』なる深夜番組を観て絶賛のツイートを何度もして。
その前に、新型コロナの最前線で尽力する医療従事者を支援するためレディー・ガガが呼びかけた「One World: Together at Home」なる大物ミュージシャンがオンラインで出演する“歴史的”音楽イベントを観て大いに嫉妬して。
だからだろうと思う。そんなこと言ったのは。
これ、ツイートのスレッドにも書いたんだけど、じつは3.11のときに思ったことなのです。
なんで日本はチャリティーソングとかできないんだ?って。
ジジイはハタチ前後で例の『LIVE AID』をテレビで体験して、U.S.A. for Africaの『We Are The World』をカラオケで熱唱した世代w
と言っても、 若い人たちは『LIVE AID』なんて知らん…という人も多かろう。
ごくカンタンに説明すると、イギリスのバンド『ブームタウン・ラッツ』のボブ・ゲルドフという人が、アフリカの飢餓に心を痛めて、いろんなミュージシャンに声をかけて『BAND AID』というプロジェクトを組み、『Do They Know It’s Christmas?』というチャリティーソングを仕掛けたら大ヒット。それに触発されたアメリカのミュージシャンが『USA for Africa』として結集し『We Are The World』を出したら、これが爆発的にメガヒット。そのムーブメントが『LIVE AID』という世界的なライブイベントにつながった…て話。(たしか日本でも演歌歌手とかが中心になった『じゃがいもの会』というチャリティーがあった)
▼『Do They Know It’s Christmas?』…当時の有名どころがたくさん出てる。ボノもスティングもジョージ・マイケルも若い!
▼『We Are The World』…いやこれいま聴いてもガチで鳥肌が立つな。ミュージシャンの…音楽のパワーを感じる。出てるメンバーがお漏らしするほどすごいから。のちのノーベル文学賞受賞者もいるし。
▲ガチで名曲。作詞・作曲はマイケル・ジャクソンとライオネル・リッチー。
近年、クイーン…というかフレディ・マーキュリーの伝記的映画『ボヘミアン・ラプソディー』がヒットしたので、このチャリティームーブメントが集結した『LIVE AID』の様子はイメージできる人も多いんじゃないかな。
これはホントにマジでガチにスゴかった。当時はビデオもあまり普及してなかったから、洋楽ファンだったジジイは、もうコーフンしてテレビにかじりついて観てた。
その記憶があるから、3.11のとき、日本のミュージシャンが集結してチャリティーソングをつくらないのはナンでなのか?と思っていた。てかオコってすらいたのよね。
売名でもなんでも
これは異論のある人もいるだろうし、『24時間テレビ』の際も再三話題になるけど、チャリティーって人気のある人が旗を振らないと注目されないし、支援も集まらない。
『24時間テレビ』に嵐が起用されがちなのも、圧倒的な知名度とファンの多さと忠誠度(?)から、多くの視聴率と支援が集まるから。
それが第一義。ネット民から
売名
とか言われるヤツや。
そして、嵐の場合はすでに十分だけど、注目されるチャリティに参加すれば、たしかに名が売れる。
そのコンテンツの注目度が高ければ、参加しているアーティストなりパフォーマーなりに目が行くし、知ってもらえれば以前の楽曲なり映像作品なりが売れる可能性も上がってくる。好感度も上がりやすいからそれ以降の売上にもつながるかもしれない。
アーティスト自身は無償で協力しても、人気者だからこそチャリティーにパワーが与えられる原則からすれば、そういう「おまけ」はついてくる。
1980年代のチャリティーイベントを仕掛けた張本人のボブ・ゲルドフにもいろんな批判があったらしい。けど、
それで何が悪い?ん?
というのがジジイの見解です。
3.11のときに、それを思ったんだ。
日本のアーティストが集って世界に向けてチャリティーソングを出せば、世界からも支援が集まりやすいのに。必要な人にもより多くの支援ができる可能性が高まるのに。そしてチャリティー以外の「おまけ」もついてくるかもしれないのに。
日本のアーティストが世界的にはまだまだ有名でなくても、集まることでパワーは出るし、それが個々に還元される。
なんかレコード会社とかプロダクションとかの主導権争いやら(つまらない?)事情があるのかね?とか訝しがったものだ。
それが、冒頭の
ジャニーズはやるかもよ?
につながってるんですね。
で、上の方に貼ったリンクを聴いてみて、どう思う? 嵐はぜったい太刀打ちできるし、他のグループだって…ジジイはあまりわかってないけど、触発されてくれればイケると思う。本当は、さらに日本のミュージシャンたちも集えばなぁ!と。歴史をつくれるのになぁ!と。(ただし緊張感は尋常じゃないと思う)
まぁなんにしろ、ほぼ日本で初?とも思えるチャリティーソングを企画したジャニーズ事務所と主導したタッキーは素晴らしい。共感して曲づくりを引き受けてくれたミスチル桜井氏も素晴らしい。「オレは月曜日がキライなんだ」と歌って昔のジジイが共感したボブ・ゲルドフも素晴らしい。
そう思わんか?
ジジイは、ジャニーさんの遺志である(だろう)おっきいところ見てるタッキーや嵐のメンバーを素直に誇りに思い、応援すべきだと思うんだな。
で、こーゆー拡散こそが、医療従事者への支援を集めると同時に、エンタメ業界へのバックアップにつながると思うんだけどな。