1つも「証拠」は提出されてない
日本のポップミュージック界のレジェンドである山下達郎氏に火の粉が飛んで、その火元である松尾潔氏を擁護する者たちにより炎上騒ぎとなり、レジェンド本人がラジオ番組で事の次第を語るという事態になった。
アーティストの多くは政治的な発言を好まない。それによって反対活動家が騒ぎ出し、ヨコシマな思想により芸術が毀損されるのを嫌うからだろう。いや、もっと簡単に言えば、
心の仕事を知恵のない言葉で汚すな!
ってことなんじゃないかな。
で、案の定、ツイッターでもヤフコメでも、「松尾氏推しってこんないたの?」って状況になってる。
山下達郎氏のアルバムを処分する!と息巻いているアカウントも多く確認され、
いらないなら譲ってくだされ!w
という見事な需要と供給の法則の原点wを見ることができる。
やれやれ、だ。
ジャニーズの闇に勇気を持って挑んだ松尾さんをクビにするなんて山下氏は悪の親玉だ!
ってのがマツ推しの理屈で、彼らのほぼ全員が「性加害者」と断定してるけど、
間違ってるのでよーーーーーーーーく聞けよ。
証拠は、ただの1つも「提出されてない」んだが。
だから、そべては「憶測」の域を出ないし、その「憶測」すら
司法はおろか、警察案件にすらなっていない。
ってことは、
観念的でわかりづらい「憶測」って言葉であらわすよりも、単なる「陰口」「噂話」にすぎないのだよ。
山下氏は、ほんとうにイヤだったと思うよ。こんなことに巻き込まれて、しかも信頼と信頼でつながるビジネスパートナーとして長年仕事をしてきた事務所同士。そこに自分が誘ったとはいえ業務委託の(社員ではない)スタッフが、自身も笑顔で関ジャニの番組に顔だして(ギャラを得)たりしてたのに、「陰口」に堕ちたわけだ。これは山下氏の顔に泥を塗る行為だよ。ことわざ的に言えば「飼い犬に手を噛まれる」ということだ。いてて、痛てーじゃねーか!
「闇」いうお前の闇に気づけよ
暗愚、っていうね。暗いって言葉には、「陰キャ」「コミュ障」と表されるように積極的な人付き合いを好まないってことより、ものごとに暗い、目先が利かない、考えが浅くて愚か、
つまりバカ
って意味がある。
今回、山下達郎氏がラジオ番組という場を選んだことについて考えるに、トーンや音程など、言葉との周囲にある「伝えるための情報」を総動員して真意を明らかにすべきだと思ったことが想像できる。
そこまでして、「憶測で言うことの罪」を説いていて、つまり証拠がないことSNS等の公の場で垂れ流した責任を問うているのだけど、「憶測」が「噂話」レベルを指しているのを読めない連中がレジェンドを口汚く罵る。
理屈で考えれば小学生でも山下達郎氏の言ってることのほうが理にかなってるのがわかると思う。
「証拠がないから犯罪が立証されてるわけじゃない」のに糾弾する者が社内にいると業務に不都合が生じる。むしろ別の意図すら感じる大義のない反乱。風紀にも関わる。なので「お引取り願った」という話で、それ以上でもそれ以下でもない。
もっと踏み込んで言えそうなことも口をつぐんだのは、むしろ温情。
それに「闇に踏み込んだ松尾さんを追い出すなんて達郎さんはひどい!」なんて、どっちがひどいんだかよーーーーーく考えてみよう。
あれれつながってるの?
そして、噂話に噂話で対抗するために、新旧ジャニオタ探偵団が総力を上げて昔の記事など物的証拠をどんどん集めているのをツイッターのタイムラインで刻一刻と知る。
それがいちいちすごい。
よくこんな昔の資料持ってるなーとか、これ普通に刑事ドラマとかになるんじゃね?いたっけ、「オタク刑事(と書いてもちろんデカ)」って。
それによると、そもそもカウアン氏が文春に告発し、ジャニーズファン有志(との触れ込みだったけど実態がじわじわ明らかになって…)PENLIGHTが後ろ盾で動き出したという話から始まったものの、ペンラがColabo&仁藤夢乃氏(不正会計疑惑や草津町問題などなど)とつながり、元N党立花氏とガーシー氏なども絡んで共産党や立憲民主も拾ってよくわからない大玉に成長しているw
ここに松尾氏も加わって赤旗認定まで探られ、今後衆院選挙を迎える立憲民主とか、当初はおそらく正義イメージのために手を上げたんだろうけど、おそらく今ごろになって非常に苦慮してるんじゃないかな。一味認定されてしまって。その拙速さも含め信頼感が得られない理由ですよ。やるなら自民党みたく同じ党内でも逆張りして事の真相を探るべく動く班が出てきてもいいのに、と思います。
そこ、ちゃんとしないと、数千万人規模のジャニオタ連がインフルエンサーとなって次の選挙を決めますよ。すでに「共産と立憲民主には入れない」というお達しが出ておりますゆえ。
「笑い寝入り」を許さぬために
しかし、同時に、松尾氏の一件があって再燃したものの、相変わらず「証拠」は出てこず、遠くで小さい炎が「元マネージャーが」「大作曲家の息子が」とか、しまいには元身内がアチラに関わっていて…みたいな、タブロイド紙やハナ◯ソ週刊誌ネタとして振りまかれネガティブな印象だけがうっすらつもり続けている。
なのにまとまって戦う機会が得られず、さすがのジャニオタ連も先の見えない戦いに日々疲労が蓄積していく。
当然、外野の一般人は、追求するわけもなく、
やっぱジャニーズってヤバいのね?
ってイメージを固定化する。北公次氏の『光GENJIたちへ』のときのオレのように。
そして、あの憎むべきメディアらが、泣き寝入りならぬ「笑い寝入り」してしまう。このままだと。
で、ふと頭をよぎるのが
やつらの「仕業」かもしれない…
綿密に作り上げられた、わかりやすい二項対立を保持していくことで、どっちかを記事にすれば、どっちかが騒ぐ…みたいな悪のエコシステムが動き出す。これが機能する限り、いつでもマッチポンプで収益がつくれる。
こういう状況、どうすればいいんだろう?
なんか、司法に強いジャニ寄りの大キャラ論客が現れて、テレビでSNSでYouTubuで反反ジャニ勢力の矛盾と怪しさを斬りに斬ってくれたりするといいのになぁ、と他力本願的に思う。
でも、もし出てきたら、たちまちジャニーズファン(+大量の反論資料)+影響範囲=数千万人&反松尾の山下達郎ファンが超強力な推しに回るから、とつぜんメディアの台風の目になる。弁護士としてガッツリ稼ぎたい野心のある人にはもってこいの状況かもしれない。
そもそも、ジャニーズには良識ある大人のファンが多く、
証拠があるなら早く出してもらって事務所にも必要な対策をとって欲しい。ただし、被告が故人で、すでに死後4年も経過したタイミングで、証拠も待てど暮らせど提出せず、しかもなぜ警察に行かず文春に行ったのか?には答えてほしい
という静観の姿勢と至極まっとうな疑問を抱いて「動き」を待っている。
早く潮目が代わりますように!
お?Amazonプライムデー始まってるね。見るだけ見とこ。
これからジャニーズ援護組の弁護士を目指す方は、ぜひこのプライムデーで筋トレグッズを買って、マッチョな姿でテレビに出て活躍してほしい!
さて、気を落ち着かせるため、一杯、一杯と。