結婚式はどうなる?
コロナウイルスの話題はなかなか収まらない。連日感染者も増えています!とワイドショーは伝える。ふつうのニュースも。
けど、検査数が増えれば感染者も比例して見つかるというのは言われてたことで、それは軽症の感染者や陽性でも症状が出ない患者が多く、だから
インフルよりたいしたことない
と言う医師も多いらしく。
なので、ヒヤリングで重篤になる可能性の少ないケースは検査を行ってない、とTwitterとか読んで解釈した。
毀誉褒貶あるSNSだけど、多様な見解に触れられて自分で判断を下す材料にすぐアクセスできる時代はいいなぁ、と思う。
で、
だ。
とーとつだけど、ジジイ夫婦の結婚記念日が3月中旬で、なぜかその日付がずーっと覚えられず、聞くと怒られそうなので覚えてるふりをしていたのだ。けど、日付が特定できないからその周辺で毎日ケーキとか花とか買って帰るわけにも行かず、やさしさによって諦められているのでして。
たぶんこの一週間前後なんだよなぁ。
と、なんでそんなこと思い出したのかというと、『愛を叫べ』を聴いていて、あ、そーいえば…ということで。
コロナウイルスのニュースと『愛を叫べ』が頭の中で合体して、あ、と思って。
想像しかできないけれど
ジジイたちの時代は、結婚式…てか披露宴だな、メインは…って、1年くらいかけていろいろ準備するのが当たり前だった。
それぞれの親に挨拶に行って、結納の儀とかやって、仲人とかも(すでに形式に過ぎなかったけど)お願いして、式場まわって決めてからも料理とか席の割り振りとか誰にスピーチとか余興頼んだりとか「お花はこのくらいはみなさま飾られますよ」とか式場の人にプレッシャーかけられたりとか…まーめんどくさいことがいろいろありました。
けれど、そのくらいのハードルがないとね、という感じもあった。
あー。結婚って家と家の儀式なんだ。と、まだ若かったジジイも理解した。
で、いまって結婚式ってそもそもするのか?みたいな話もあるけど、する家はもちろんあると思うし、それで生活が成り立ってる人たちもいるよね。
ところが、このコロナウイルス騒ぎで、そういえば結婚を春に設定したカップルはどうなってるんだろう?と思った。
閉ざされた空間で複数の人間が集まるのはヤメましょう…的な自粛禍があり、てことは披露宴とかドンピシャじゃんか…と思ったら、やっぱり大変なことになってるらしい。
結婚式のキャンセルで引き出物が…東急ハンズの包装のやつが部屋にあふれてる報道があったよ…と結婚記念日を忘れている夫をなじらない妻が教えてくれた。
どういうプランを考えていたのか知らないけど、80万円くらいのキャンセル費用を請求されたとか…淡々と答えてたカップルがいたよ、とも。
おじいちゃんとかおばあちゃんとか、孫の結婚式を楽しみにしてたりもするんだよ。
気の毒としか言いようがない。
愛を叫べる日を早く
『愛を叫べ』をはじめて聴いたとき、率直に言うと
軽いな…
と思ったジジイであった。
しかし、聴き重ねていくにつれ、自分の不明に直面することになった。
そもそもCMソングなので…てのはある。けど、結婚のためのCMソングという役割を冷静に考えると、なかなかにちゃんと計算されていたんだなぁ!と気づいたわけでして。
披露宴の余興でやりやすい。複数でできるのは大きい。
振りもわかりやすい。
歌もむずかしくない。
新婦をアゲてる。
…ジジイはもう同級生とかの結婚式に出る可能性は限りなく低くなったけど、歌いたかったなぁ。
子供の結婚式があったら歌うか?歌っていいなら歌う!
つーか、ジジイが歌うかどうかはいいとして、花が咲く春をコロナウイルスで埋め尽くさないようになるといいなぁ…いや、なってほしい!と思う今日このごろ。
キャンセルもしくは延期やむなしにしたカップルに国はなんとか保障しておくれ。少子化解消の大きなきっかけじゃないか。
なぁ、アベ子さんはどう思う?