早朝に寝そこねた
いつものように夜明けまでぽろぽろと作業して、さて、そろそろ寝よっかなーとフトンをかぶりながらTwitterを眺めていると。
ん?ARASHI公式がなんかポストしてっぞ?
てことで覗いてみたら。
『ARASHI’s Diary -Voyage-』
2019年12月31日Netflix独占で世界へ配信開始。
ARASHI’s Diary -Voyage-
Premieres globally December 31, 2019. Only on @Netflix.#嵐 #ARASHI pic.twitter.com/7wpBIInYY7— ARASHI (@arashi5official) December 12, 2019
は?なんだ?ネトフリ?
Voyageって旅的な言葉だよなぁ…(辞書を引く)…船旅と。で、Diaryって日記だから…航海日誌?
?ど?ゆ?こ?と?
タイムラインをたどっていると、ほどなく全貌が見えてきた。
あー、そっかー。なるほどねー(日経電子版のCMの声で)。
いわゆるひとつのWin&Win
いろいろ類推していったら、すっかり眠気が飛んだしおなかもへってるので、最近お気に入りの「たっぷりBigサイズ カスタード風プリン」食べながら考えた。
ちょっとビジネス的な話をして、次章で入り方とかプランとか考えてみるよ。
で、まず、なんでネトフリなのか?と。
ネトフリことNetflixとは、
Netflix(ネットフリックス、NASDAQ: NFLX)は、アメリカ合衆国のオンラインDVDレンタル及び映像ストリーミング配信事業会社。アメリカ合衆国の主要なIT企業で、FAANGの一つである。2017年12月の時点で190ヵ国以上で配信事業を展開し、2018年の売上は157億ドル(1.57兆円)、契約者数は世界で1億2500万人。
Wikipediaより
ここんとこ日本でも鼻息荒いサブスクリプション(定額払いで見放題系)のブランドである。
ついでに言えば、最近話題だった暗号GAFA(Google,Apple,Facebook,Amazon)にネトフリの一文字を加えたらFAANGに並びが変わる、というナゾの展開でも知られる。
アイキャッチに使った画像は第1段のPayPayまつりのとき買い替えたテレビ(パナソニック製)のリモコンなんだけど、ボタンにいきなりネトフリ登場してんの見つけた日にゃ、そりゃまー驚いたよ。
ネトフリと言えば、日本の映像・アニメ業界が奮い立ったニュースがあった。まーほとんど神話みたいに語られていたなー。
この記事にあるグラフを見ればざっくり理解できると思うけど、パッケージ市場は横ばいだけど、配信に目を向けるとうなぎのぼり。さらに海外への販路が拡大していることがわかる。
ほかで聞いた話だけど、やはり日本のコンテンツパワーは海外で一目置かれていて、ハリウッドなんかもネタ切れのキライがあり、名作旧作を買いに来てると。
で、金をかけても世界がそもそも対象だから、ペイできるんだと。
これはアニメの話だけど、音楽もそうなんだよね。むしろ音楽のほうが海外市場の攻略は遅れてた。
これまで日本はそこそこの市場規模があったから国内の商売だけでなんとかやってこれたけど、これから少子化で人口は減っていくわけで、エンタメ産業も縮小の危機にある。
ジャニーズもそこらへんは当然気づいていただろうし、課題だと認識していたんじゃないかな。
てか、そんなディフェンシブな考え方より、もっとオフェンシブな、日本のコンテンツはもっと世界で勝負できるぜ!ってのを試したかったんじゃないか。
それがジャニーさんの夢でもあったわけだし。
だからこそ、今年になって、いちばん訴求力があり、しかも期限がある、嵐を切り込み隊長に一気に打って出たんじゃないかと思う。
まぁつまり、
★嵐(もしくはジャニーズ)には海外マーケットを攻略したい、という意欲がある。
★Netflixには日本の顧客をもっと獲得したい、という目論見がある。
と、いわゆるひとつのWin&Winってやつなんだろうなー。
また、嵐的には、来年1年間はテレビ局各社でいろんな番組に関わるだろうし、休止中もメンバー個々が活動するわけだから、どっかに偏るのは避けたい。なので、配信かつ世界同時みたいな言い訳が使えるネトフリがよかったんだろうね。
で、ネトフリに入るには?
日本の市場特性を考えると物理円盤化は望まれるところだと思うけど、基本的にはNetflixに継続課金をしてもらうのがそもそもの目的のはずなので、そのために大きな投資をしてオリジナルコンテンツをつくるわけだから、DVDにはならないんじゃないの?と思ってた。
が、円盤化の事例がないわけではないっぽい。
どっちに転ぶのか?はネトフリ側の判断によるんだろうな。
なので、ここは、素直にネトフリに加入する、という方向で考えてみたい。
で、すでにいくつも説明してくれるツイートとか流れてるっぽいので、ジジイは勝手な解説をします。
ネトフリは、大前提として「ネットで配信する」サービスなので、ネットと接続できる端末があることが必要。
a-1.比較的最近のテレビだからオプションメニューとかにネトフリのロゴがあった。
で、やっぱりテレビの大画面で観たいわ…そういえばうちのテレビはわりと最近買ったんだけど…って場合、メニュー画面をよく見てください。あるいはリモコンを…。そう、そこにネトフリのロゴがあれば、あとは必要情報を登録するだけ。ネトフリの視聴環境が整います。
a-2.もしかして少し古いテレビだけど背面を見たら…。
ネット接続機能?それはよくわかんないけど、テレビの背面にHDMI端子
があれば、ここにAmazonのFire TV Stickを接続してWi-Fiにつなげばネトフリが観れます。ジジイも前のテレビではそうしてた。意外と安いし、めっちゃ使えるよ。
b-1.帰省先でチャンネル権は主張できない!けど大画面がほしい!
ところで、「今年の大晦日に第1弾がアップ」ということを考えてみよう。
帰省する予定の人、帰省先にネット環境はありますか?
または、帰省先ではチャンネル権が…という状況もありそうだ。
となると、自分の視聴環境を確保するしかない。しかも、それなりの充実感のある画面サイズで。
と考えると、ここらへんですなー。
これだったら、「プログラミング副業の練習になるから」とか言いつつ、用意してもいいかもしれない。
b-2.帰省先でチャンネル権は主張できない!まぁスマホの画面で仕方ない…。
小さい画面でもパッションは伝わるぜ!というかたは、いつもご使用されているスマホにアプリをダウンロードして設定をすれば大丈夫です。
いずれの場合も、クレジットカードとか、そういう支払いのシステムが必要なので、くれぐれも事前に試して確認することが必要です。
視聴プランって?
で、入力を進めていくと「視聴プランを選べ」と言われるのですが、ジジイの家は「ベーシックプラン」でやってます。まぁそもそも観賞用というか資料用として契約したのであんまり画質は問わなかったのですが。4人家族でこれでもまったく問題なしですね。
※この画面はジジイ家のものなので「変更」ってなってますが、普通は違うと思います。
こちらのサイトで画質について説明されていますが、ベーシックで一般のDVDレベル、もう少しいい画質をお求めならスタンダード、どうせオリンピックイヤーだし最高画質だぜ!って方にはプレミアム、ということだと思います。
また、いま盛んにCMを展開中の「PayPayモール」で買うと、最大20%戻ってくるらしいです。
最近のテレビはほんとうにすごく画質がいいので、これ検討するといいのではないかな。
また、録画とかDVD化はググるといくつか出てくるけど、情報の出し元とかいろいろ考えてやったほうがいいと思いますよ。
てことで、いやー、嵐さんどんどん刺激的な提案してくるもんだから追っかけるの大変だわ。