パクチー?リアリィ?
以前、『嵐にしやがれ』だったかな?
たぶん例のグルメデスマッチでの話題だったと思う。
ジジイは当然「しやがれ」大好きなんだけど、こないだの放送を観ていて、あの番組の今の柱はグルメデスマッチなんじゃないか?と思ったんだよね。
ゲストを加えた嵐メンバーのボケやトーク、そしてノブコブ吉村氏との絶妙なやり取り。うん。考えてみれば嵐に期待する多くのエッセンスが詰まってるんだよね。
ま、それはさておき、どんなテーマだったか忘れたけど、MJ様が
パクチー克服した。
って言ってたよね。さらっと。
ジジイはそもそもMJ様がパクチー苦手なことを知ってたか、忘れてたか、それすら覚えてないけど…。
ま、とにかく、
苦手をこのトシで克服したんだ!!!
てのに若干びっくりしたんだよ。
ジジイは漬物が一切…いやピクルス以外…食えないし、生涯食う気もいまんところないけど、そこそこの年令を重ねて障害をクリアしようとする気持ちに打たれたね。うん。
そして、いまでは
パクチーあったほうがいいと思うこともあるよね。
とかおっしゃるとか?おっしゃらないとか?
少年は嵐を受けて大人になった?
そういえば、ジジイにはけっこー意外だったんだが、嵐がデビューして間もないころのMJ様って
ヘ◯レキャラ?
と言われてたとか耳にして、なんか考え込んだわ。
昔の嵐受難時代の番組を見せてもらって、へぇぇぇぇぇぇ…という感じだったんだが、なんだっけ。
オバケが出る家のロケだっけ。なんかどっかから真っ暗な山の夜道をチャリで向かうの?帰るの?のロケだっけ。
そのとき、うろ覚えだけど、たしか…
おれは弱虫なんで克服したいです。
とおっしゃってたような?おっしゃってなかったような?
その録画を見たとき、正直、俺はどうだったかな…と思ったよ。
ジジイは昭和の男の子なので、それなりに「儀式」をやってきた。タバコ吸ったり、酒のんだり。アホなことも多かった。コーヒーをブラックで飲むとか、ウィスキーをストレートでやるとか。友達同士で共有していたサーフボードを寝袋にくるんで小田急線やら外房線に乗ったり、新宿歌舞伎町で一晩に100人の女子に声をかける、みたいなこともやりました。
わーーー!ダッセーことたくさんしたわー!
アホなことや自慢にならないことも多かったけど、そーゆーのを自分に課す、ってのは、MJ様にものすごく共感した理由でもあるわな。
甘酸っぱいよ!
でもね。ダセーじぶんを克服?そこまでできなくても向き合わないと、男子はダメだと思うね。今でも。
MJ様の場合、少年から青年に移るプロセスをジャニーズで、嵐で過ごしたので、番組や共演者との体験だったり、メンバーとの相克や理解などで得て深めていったんだろうなーと思う。
昨年末から今日までのところ、嵐を取り巻く空気はやわらかいものだけではない。季節は春に向かうのに、むしろ厳しい寒気に身を縮こませる場面も少なくないだろう。そういった葛藤を乗り越えて、きっとMJ様は、またひとつカッコよくなるんだろうな。
カッコイイ!という基準
嵐の中で、いちばん芸能人の先輩とか別ジャンルの人との交流が多いのもMJ様だって聞いた気がするんだけど、それもつまり
もっとカッコイイ大人になるため。
なんじゃないかと思うんだよね。学び続ける、ってのに身を惜しまないタイプなんだろう。
てか、「理想の自分」になるためのロールモデルをいろいろ探しているんだろうなぁ。
ジジイも息子が小さかったころ、いろんなメッセージを詰め込んでも消化できないと思ったので、「カッコイイことが大事」と言い続けたことを思い出した(そう育ったかどうかは別だけど)。
カッコイイってなによ?
てな詰問も来そうだな。カッコイイ。わかったようでわからない、極めて観念的な言葉。
カッコイイとは何か。それを追い求めて、自分の基準をつくる、ってことなんだろうと思うぞ。
MJ様は、いまもよりカッコイイ男になるために、激しく心を磨いているんだろう。スタイルからも、交流からも、思考からも、自分を磨くことはできる。
洒脱の文豪、池波正太郎先生のエッセイじゃ。この本なんかはヒントになると思うぞ。女性は気になる男子に読ませたほうがいいかも。あ、ついこないだ成人式だったから、大人になったばかりの男子に読ませるといいと思う。MJ様はきっと既読じゃろうが。
最近、「しやがれ」でも『倶楽部MJ』やってて、いちいちジジイが好きな方向性ばかりで共感しっぱなしですわ。なんとか会員になれないかなぁ…。
その前に、ジジイもこたつでぬくぬくしてないで、克服しなきゃいかんこと、まだまだあるよなー。
おーい、ジュン子さんや!なんかMJ様はオトコもワクワクさせるのぉ!