大谷vsMJ公の共通点対決

松本潤くんのこと
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似てる(気がする)ふたり

翔ちゃんが『大病院占拠』に巻き込まれていたころ、同時に『どうする家康』も始まって、次のブログのテーマは決まってた。んだけど、ジジイは戦国時代の歴史にとんと疎いので、そこそこ勉強してから書かなくちゃ…と思ってたら、それも遅々として進まぬうちにややこしい事案が発生しやがった。

でも、とりあえず、ここではアレは置いておこう。しつこく追いかけるけど、もっと楽しいことも考えないとね。

で、だ。

ジジイは夜勤の自宅警備兵なので、さぁ寝ようかな…という時間は、アメリカ西海岸の昼過ぎだったり、浅い眠りから目覚めるとあちらの夕暮れ時だったりする。

なので、メジャーリーグで活躍する大谷翔平選手の試合の時間にぴったりなのである。ほぼ毎日欠かさず観る。

そんな時間だから、途中でしっかり寝落ちするんだけどね。ほんと、テレビの野球中継は、けっこう入眠効果が高いと思う。適度に音があってテンポがゆっくりだからかな。

で、ふと、

大谷翔平選手はMJ公と共通点が多いのではないか?

と思ったのです。とーとつに。

 

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いくつも刀を持つユニコーン

大谷翔平選手は前代未聞のピッチャーとバッターの2刀流で、すでにアメリカでも「生けるレジェンド」と化している。

日本でプロになるときすら「絶対ムリ!」とほとんどの人から言われていた。おれも「さすがにそれはムリだろ」と思ってた。が、いまやもう、アメリカの殿堂入りレジェンドですら大谷と2ショットの写真を撮りたがるというから凄まじい。そして、じつは足もあるから、いわゆる攻守走すべてのカテゴリーでトップを狙える。めちゃくちゃすごいことだ。

今では野球の本場であるアメリカで「Unicorn(ユニコーン)」と呼ばれるに至った。神話に登場する一角獣で実在しない生き物だが、そこから転じて人々が夢見るような現実離れした存在、滅多に目にすることのできない人物を意味する。

で、MJ公だ。

こちらもアーティストとアクターの2刀流だ。けど、そこだけを言えば、ジャニーズのタレントはほぼみんなそうなので(だからこそ浅く見られがちでイラッとくるのだ…昔の自分は棚に上げて)、演出家=ディレクターとしての側面に着目したい。いや、クリエイティブ全体を統括しジャッジしているので、いわゆるクリエイティブディレクター(CD)だな。

ジジイもそういう肩書で仕事するけど、あれもこれも見ながら全体のコンセプトにすり合わせていく作業は、ハンコつくだけの「お名前仕事」ではない。これはNETFLIXのVoyageでもその片鱗を見せてたよね。

企画や表現案は、それぞれの分野のクリエイターがいろんなもの持ち寄ってくる。嵐クラスだと粒はかなり揃うんだと思うけど、一般的には玉石混交の中から玉を取り出す作業で、さらに石に見える玉があったり、玉に見える石があったりするから、そうカンタンじゃない。それもコンセプト…てかコンサートのテーマ、と言ったほうが適切かもだけど、ちゃんと一貫性があるのか?どこをどうすれば合わせられるのか?とかとか、俯瞰で見ながら的確な(ときには修正)指示を出す、というのをやるわけだ。うん。この説明する作業ってのも、なかなか骨が折れるのよね。話題のChatGPTで的確な答えを導くにはプロンプト(指示文)が重要と言われる。やってみるとわかるよね。あれは想像以上に大変。テレビのディレクターはテキトーの権化、みたいに(演出的な意味もあるだろうけど)言われちゃうところあるけど、あの3時間ものコンサートをまとめ上げるディレクションは至難の業ですよ。

そしてプロデューサーも兼ねる。エグゼクティブプロデューサーやシニアプロデューサーはいわゆる「上役の役職名」みたいなところがあるけど、MJ公が担ってるのは現場のプロデューサーだよね。さすがにガチガチの予算管理まではしないんだと思うけど、スタッフィングとかはやるよね。それこそ嵐の海外進出に向けてブルーノ・マーズをキャスティングするとか(あれも聞いてると口説くところまでやったっぽいしね)。

そういう意味では、(時間軸的には)最年少というけど、嵐の舵取りを任されているのはMJ公だし、その大役を担うための勉強とかもすごくしてるんだと思う。かなり昔のインタビューで

気になってるのはブライアン・イーノ

って言ってるのを読んだことがあるけど、その若さでそこ?と驚いた記憶がある。

間違いなくユニコーンだと思う。

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仕込みのオニ

大谷選手は野球をしてないときは寝てると言われている。なんだそれ?と思うよね。けど、本当に、文字通りそうらしい。ロスに住んでて外に食事に行ったりすることもほとんどないらしい。野球をするためにしっかり身体を休めることが先決。だから、いろんな野球解説者が「信じられない」と口を揃える。先発ピッチャーやった翌日は疲労も尋常じゃないのにバッターとしてホームランとか打ってるなんて人間ワザじゃない!と。

ふとんの西川の株価が上がってたらほぼ大谷選手のおかげだと思う。オレもほしい。西川のふとん。

で、MJ公だけど、演者として、演出家として、あらゆるエンタメを吸収しようとする姿勢がすごい。もちろんミュージック・エンターテインメントだけでなく、古今東西いろんな芸術を学び、それを活かそうという姿勢を端々に感じる。

ジジイも(一応…)クリエイターとして、「年間100本は映画を観ろ」とか言われたけど、そうして仕込んだ感覚とか表現手法とか、染み込ませないとダメなんだよね。

坂本龍一氏は「音楽の可能性はすべて出尽くした」として組み合わせの重要性を解いたし、広告界の伝説ジェームス・ウェブ・ヤングは『アイデアのつくり方』で

えらいひと
えらいひと

集めて、記録して、一度忘れた(発酵させた)先にアイディアが訪れる

てな金言を残しています(意訳ですが)。

MJ公がやってるのは、そういうことだと邪推しています。

なので、今の『どうする家康』を演じながらも、どんどん新しいことをオニのように吸収してるんだろうと。そこでいろいろ考えてるんだろうと。なんせ乱世を生き抜き太平の世の礎を気づいた徳川家康の一生をトレースするんだから、そりゃものすごいインプットになるでしょう。

 

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国際化ということ

大谷選手は完全に国を超えた人になった。けど、アメリカや日本などの野球文化圏では…という話でもあるんだよね。国際的に見ればスポーツマーケット的にはサッカーのほうが圧倒的に広い。だからオリンピックの正式競技にもなかなかなれない。それでも今回のWBCでアメリカもかなり本気のメンバーを揃えてきて、いよいよ国際化に本腰か?と思うけれど、どうなんだろう。

で、エンタメは…と見ると、マンガやアニメは日本が圧勝に近いくらい強いけど、音楽は残念ながらいまだに「ビルボード1位を取ったことのあるスキヤキ」とか言われるんだから、なんだかなーと思う。

なので、嵐が休止前にアクセルベタ踏みで海外進出を試みたとき、ものすごく期待したんだよね。

嵐がなぜジャニーズでもファンクラブ会員数300人超という群を抜いたグループになったのか。要素はいろいろあるけど、つまり総合的に顧客満足度が極めて高いということだと思う。だから、絶対に海外で…というか、北米マーケットをやっつけてほしかったんだよね。できると思ってたし。いまや音楽の嗜好性とかは多様だから、必ずしも「アメリカっぽいこと」にしなくてもよさそうだけど、まずアジアでしっかり火をつけて、ブルーノ・マーズとのコラボで話題性を作って…とMJ公的にも戦略的に考えてたはず。『ワン・ピース』尾田栄一郎氏とのコラボもその一環だったよね。

それを思うと、なんか本当に残念だ。K-POPに負けんな!と強く強く思ってたから(それは過去ブログにも書いたと思うけど韓国なんかは国家予算の数パーセントを文化輸出のために拠出して先行してたからね)。

嵐の進出時、MJ公は嵐やジャニーズのためだけでなく、「日本のエンタメ」全体を背負って勝負しに行くつもりだったんじゃないか。うん。なんか、そんな確信をジジイは持ってるんだよね。

でも、まだまだ終わったわけじゃないぞ。うん。きっとMJ公がかなえてくれる。

と、あーだ、こーだ考えてたら、もうひとつ重要な共通点があったじゃないか!!!

どちらもカブトがお似合いなイケメンだぞ!っと。

 

おーい、ジュン子さんやー。わしも一度は天下というものを獲ってみたいもんじゃぞ!

 

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