夏だから…思いたい
今回は、嵐に関係あるっちゃーあるし、ないっちゃーない。
いや、ない、ってことはないか。
多かれ少なかれ、血縁やら記憶やら、なしにはできない、75回目の「広島原爆の日」ですね。
翔ちゃんも、ニノも、関連作品を演じてるからね。
なので、
そんな辛気くさい話いや〜
とかね、嵐さんや日本の背景に興味のない人が読み進めるのはメンドーかもね。でも読んでくれたら嬉しい。
さて、ジジイは仕事にかこつけて先日ようやく広島を初めて訪れた。
オバマ氏よりあとよ!?
豪雨のなか、原爆ドーム、平和祈念公園、平和祈念展示資料館…をユニクロのか細い折りたたみ傘に身を縮めながら歩いた。
たぶん本当はオリンピックの夏に迎えるべきだったんだよなぁ…とか思いながら。
わからないけど感じたい
取材旅行から帰ってきて、けっこーなボリュームの記事をまとめなきゃいかん!てんで、ブログすらもほっぽらかしになって。
で、とりあえず一段落してから、気分転換になんか映画とか観るかな?と思ってたら、アマプラにこんな作品があって。
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数年前、たまたまリアルタイム(何の?)で観て、そもそも原作がマンガだけど読書感想文の課題にすべき!と思うくらい大好きだった上に、川栄李奈ちゃんの演技が、まさに原作を彷彿させるというか…。
これは、まさに、ぜったい観てほしい。出色ですので。アマプラで観れます。
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そこで、何が、というと、原爆後、10年も何十年も経ってから発症する例があるという衝撃が、教科書ですら追っていなかった自分には衝撃だった。
なのに、作者のこうの史代さんは、陰惨ではなく、女性らしいやさしさで、ときに笑いを交え描いてくれる。
原爆なんて昔のことはわからない。昭和生まれ&育ちのジジイだってそうだ。
けど、日本人として少しは感じておきたい。そこから入るには、この作品はベスト&マストだと思う。
マジで夏休みの読書感想文の課題図書に選んでもいいんじゃないかと思う。
ちゃんとした?マンガ版はこちら。これが圧倒的におすすめです。伏線の回収とかもちゃんとあって何度読んでも楽しめます。
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意地でも思い出すべき夏
愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ
と言ったのは、初代ドイツ帝国宰相オットー・フォン・ビスマルクだそうです。
コロナ禍の最中なのに、なんだかキナくさい世界に、ちょっと警句みたいな意味合いも感じます。
日本が、いつその渦に巻き込まれるかわからない。それを食い止めるのは、女性の声のような気がするんです。きれいなものをきれいと言いたい。楽しいことを楽しみたい。そういう率直な声が大事な気がします。
男は、社会に揺さぶられますからね。
ちなみに、こうの史代さんの作品は、映画にもなった『この世界の片隅に』もおすすめです。
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やっぱ、戦争を知ることが国民の抑止力にも通じるし、自分たちの愛おしい生活を保っていくためには女性の力が必要なんだと思いますよ。