『LUCKY MAN』を語る!

嵐全般のこと
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ラッキーでありたい

「史上最悪の台風」とさんざんビビらされた影響もあって、関東、中でも東京都心では3連休の初日だったけど外出する人は少なかったんじゃないかな…。

ジジイもはなからできる籠城準備を整えて外出は諦めておったので、映画観る?本読む?とか、考えておったが、なんか寝落ちして7時手前くらいに目を覚ました。

地震があったというが一切気づかなかった。

とりあえず大きな被害は今のところ見えてないのだが、場合によっては死者5000人クラスとか?そんなことも言われておったからな。どうやらそこまでにはなっておらんようじゃ。

しかも今回はラグビーワールドカップで来日中の海外からのゲストも心配じゃったろう。そこで日本の自然災害対策を見てもらえたら、逆に安心&リスペクトしてもらえるいい機会だったのかも?とも思った。

そうだとしたらラッキーじゃな。ジジイは前から自衛隊のスキルは輸出できると思ってるので、怪我の功名はちゃんとゲットできれば素晴らしい。

で、唐突だけど『LUCKY MAN』を語る。

先週末、突然この曲の脳内再生が止まらなくなり、思わずツイートを連投したのじゃった。

この曲は、妻子がライブ参戦にあたって予習するようにと渡してくれたリストに入っていた曲で、それまでじっくり聴いた記憶はなかったのじゃが…ハマったのぉ。

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詩(リリック?)からして

『LUCKY MAN』に刮目したのは、ライブで演出に使われた映像からだった。

めくるめく、と嵐のライブに印象を持ったのは、この曲からのイメージが強い。

ライブ鑑賞後、ことあるごとに聴いていると、歌詞世界の“イイ意味でのナメっぷり”を知るようになり、ヘビロテするようになっておった。

天命なんて人事をつくさず勝ち取るのさ

なんて、「努力は裏切らない」みたいな、ナゾの格言を否定している感じがいい。ダルビッシュだったか、実際「そんなのウソ」って言ってる人も最近増えてるしね。

解けない謎は水に浮かべて乾杯しよう
コタエが溶け出してくるさ

他力本願だよなぁ。しかし、他力本願って、親鸞が言ってたんだと思うけど、自分でできることは限られてて、あとは自分の力が及ばないところで決まってくる、って話があった。本願他力とも言って、その願いはじつは他の人の力によって成し遂げられているんだから増長しないように、ということでもあったかな。

飛べないトリは地に足つけて生きているよ
未来はどこにでもあるさ

飛べないトリも否定はしないんだよね。飛べるトリ、無理矢理にでも飛ぼうとするトリ、はなっから飛べないと決めつけているトリ。トリそれぞれ。

みんなちがって、みんないい
by 金子みすゞ

なんて、肩の力が抜けるフレーズを展開する。

そのうえ、翔ちゃんのラップ部分とか、あの意味のわからなさは鬼すごい。

あんなの、ジジイには絶対書けない。

以前、不条理マンガが流行したころ、擁護派として“無意味の意味”みたいなことを考えていたのだけど(どっかに出向いて主張したとかではないけどね)

すべてのものに意味を追わなくていい、とか、理由を追求することで息苦しくなるんなら「理由」が悪い、とか、思ってたけど。

そんなことを思い出してにやけてしまうような、じつは深遠?な歌詞世界が大好きだ。

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サウンドも歌も!

そもそも、ファンク調のサウンドもイカしていてさ。

スラップを効かせたベースとストラト系シングルコイルギターの軽いカッティングもおしゃれで、さらにホーンセクションやストリングスを絡ませて、ゴージャスだけど押しすぎないアレンジに仕上げてる。

そんでサトぴょんのボーカルだ。

Honey 甘い汁を〜

の入り方とか、

逃げなきゃほんとにやられちまう

の軽く切迫感を演出したスタッカートの効いた歌い方!

未来はどこにでもあるさ

の軽すぎない抑え方…というより、ちょっと切なさが入って、この歌詞のテキトー感を刹那感に昇華するというか(ルパン感というか)、サトぴょんの声質ならではの味わいがあるよね!

これは、大野智というメインボーカル以外では作り得なかった楽曲世界だし、そこにグイグイ押してくる櫻井翔の意味不明ラップが相まって、本当に圧倒されるんだが、まだあるよ。

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いちばん驚いた映像の演出

ジジイは30代、CMなどを中心に「とにかくインパクトのある映像」の企画を!と、家に帰らず深夜3時に打ち合わせしたりとヤケクソ気味の生活をしてきて、そのうち「インパクトが偉いのか?」と屈折してしまったのじゃが。

5×20のコンサートで観た『LUCKY MAN』の映像は、なんか呆れながら、羨ましくもあり、身震いすらしたのじゃった。

いま業界を追ってないのであんまりわからんが、チームラボの制作だ、とFC会員歴も長い妻が言っておった。

いやー。なんか、吹っ切れておったわ。

タレントをあんなにいじっていいんだ!?と目からウロコが何枚も落ちてツルッツルになった。

映像も含め、ほんとうにめくるめく音楽体験じゃった。圧倒された。

それもこれも、演出担当のMJ氏のディレクションによるものじゃろう。クリエイターは発注主の意向を優先しなければならないはずなので、

ムラサキ
ムラサキ

もっとアクセル踏んでください!

とMJ様が背中を押したんじゃろうな。羨ましい。

東京ドームの大スクリーンに、クライアントとクリエイターの素敵な関係を見た気がしたんじゃ。

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YouTubeでどこまで見せる?

ということで、ジジイが『LUCKY MAN』を語るのコーナーでした。

連休明け、どうやら台風の影響でフラゲは難しいというウワサだけど、「5×20 All the BEST!! CLIPS 1999-2019」、うちにはたぶん初回限定版が届くんだと思うけど、とつぜん公開された嵐公式YouTubeでは追加があるのじゃろうか?

CLIPS全部、という展開にはならんじゃろうが、もう数曲ずつ追加していく可能性はある。

あとは低解像度バージョンな。海外でクリップ集売るつもりなら、それもある。

でなくて、SpotifyとかAmazonミュージックとかAppleMusicとかのサブスクリプションを主戦場と考えるなら、ある程度プロモーションと割り切って、たくさん露出する必要があるじゃろう。

なんせ世界ではまだARASHIはデビュー前夜みたいなところがあるからの。

これから、もっとBANG!BANG!バクハツするんじゃから!

 

あー、寝て起きたら、チャンネル登録者さらに増えておるじゃろうなー。楽しみじゃー。

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