記念写真って撮ってる?
ジジイの実家にはそんな趣深いたしなみはないんだけど、妻の実家には正月に集まって写真を撮るという儀式がある。
テーブルにカメラを固定して、ファインダーを覗き込み、それぞれの立ち位置を決める。
はい、◯◯ちゃんはもう少し右!
◯◯くん、顔が隠れちゃうなぁ!
とかなんとか、少しザワザワしながら、群れは少しずつかたまりになって、ひとつの絵になる。
その瞬間ってのは、なんかおもはゆくて、どうにも決まりが悪いんだけど、やっぱり正月の恒例行事なのでなきゃないで寂しいのだろうと思う。
てか、それ以外、最近とんと記念写真ってのを撮ってない。てか撮られてない。
学生のころとかは定期的に撮られてたし、組織にいたころもなんかのきっかけで撮ったり撮られたりはしていた。
そう考えると、集団というものから少し離れてしまったってことだなぁ。
初めて見たときの衝(笑)撃といったら
そうか。もう10年以上も前のことになるんだな。
書店でへんな写真集を見つけた。なんで手にとったかと言うと、たぶんオビとかにイカしたコピーがあったんだと思う。
いや、タイトルと写真のギャップで、もう本を開く前から「おもしろいよ!」と誘われてたんだろうな。
なんで「浅田家」なのに「消防士」なんだよw
半笑いで本を開くと、もうどんどん引き込まれてしまう。
微笑まずにいられない「家族写真」の姿がある。
なんで、家族でこんな写真撮ってるわけ?????
上のリンクからいくつかのプレビューが見れるから、ぜひ笑ってほしいw
木村伊兵衛写真賞を獲ったのが2008年ってあるから、いまからもう10年も前の話である。まだジジイも銀座で働いていたころかな。
ニノが浅田家を題材にした映画に主演するらしい、と耳にしたのが、数年前かな?いやもっと最近かな?
あの写真集とニノ。そのわずかな情報だけでも、いい映画になるだろうと確信できる。
しかも、あの『湯を沸かすほどの熱い愛』(2016)の中野量太監督でしょ?まだ観てないけど。でも評判のいい映画だから、12月に入ったら師走モード発動ってことでアマプラで観よう。あるかな?
写真の価値とは?
映え〜