『NEWS ZERO』のカスハラ対談で
寝落ちしてて途中から観たので記憶が曖昧だったから検索してみたら、
カスハラされるのなんて僕らの仕事だけかと思ってましたよ。
と、たしかに言ってたのを知って、ちょっとドキッとしたよ。
ああ、やっぱやられてるし、堪えてるんだなぁ…。
嵐みたいな影響力の強いグループで、ツイッターとかでもジジイのタイムラインにはあんまり流れてこないけど、カスハラしてるファンを糾弾するツイートは見かけるから、想像はしてたけど。
やっぱり、ざっくりとでも告白したわけで、その背景を想像して少しツラくなったよ。
だけど、メディアに出るときは笑顔なんだよ。
しかも!
ぴえん
とか、しまいにゃちゃんと披露して笑い取ってるし。
尊い、尊いよ、翔ちゃん!
人間がおかしくなってる?
しかし。カスハラ対談で検索してたら、いろんな体験談を見つけて、
昔より人間が確実におかしくなってる…
と驚きましたよ。
一瞬、ネットの発達で可視化されただけ?とも思ったけど、いや違う。
ジジイは高校時代から社会人になるまで6年くらい接客などサービス業も含めバイトをいくつもやった。
だけど、いま懸命に思い出そうとしても、理不尽な扱いを受けた記憶は…ないな。
ヤクザさんの傘を他の客に渡して責められたときは縮み上がったけどw
男子だからかもしれないけど、昭和の客はそこまでヘンテコじゃなかったと思う。
良識があった、というのかな。
昭和を「あのころはよかった」的に言うのはちょっと食傷気味ではあるけど、ジジイのバイト先に来たお客さんにはヤバいのはいなかった気がする。
ジジイの善良なフォロワーさんがたびたび苦言ツイートしているのを読んでも、それこそ言い方を借りれば、「自分の好きなアイドルに自分から迷惑をかけている」ファンの多さにビビる。
仮説として思いつくのは、ネットの発達で近視眼的な人が増えてるから?かもと。自分の好きな情報しか摂取しないし、本を読んだり違う価値観に触れたりする時間も減ってる(ジジイも大声では言えないのだが)。
そこは自分で気づいていくしかないんじゃろうな…反省。
覚悟の決まりっぷりがスゴイ
大学を出たら辞めるんだろうと思っていたアイドルを職業にした翔ちゃんだが。
その過程で、おそらくすごくすごくすごーく考えたんだろうなぁ…と想像してジジイは頭を下げておりまする。
むしろ、メリットよりデメリット、リスクをすごく考えたはずじゃ。
そもそも売れる保証なんてない。自由もなくなる。ビジネスマンとしての出世を想定した場合、大切なスタート時のキャリアが損なわれる。
アイドル道を行くことを両親に相談したと思うが、それこそいろんなネガティブ要素を出されて反対されたであろうことは容易に推察できる。
ツイッターにも書いたんじゃが、
アイドルって職業は、職務に誠実になろうとすればするほど、自分に対しては不誠実にならざるを得ないこともあるだろうな。
アイドルにならなくてよかった。
【訂正】
アイドルになれなくてよかった。【再訂正】
アイドルになる可能性がどこにもなくてよかった。— アラジイ (@arazii_jp) December 2, 2019
例の件でのコメントも、
この度の二宮の決断に関し、中学生の頃に出会った幼馴染みの一人としては、幸せになって欲しいと願うばかりです。より一層、嵐を全うしたいと思います。
無粋を承知で深読みすると、「決断」「幼馴染みの一人としては」「願うばかり」「より一層、嵐を全うしたい」と、抜き出そうとしたらほぼ全部かよ!という凝縮されたものじゃった。
▼この記事はわりと共感できたな。
つまり、翔ちゃん自身の物差しで考えると、決して大賛成というわけではなかったんじゃろう。プロのアイドル=色恋の匂いをできるだけ排除しなければならない。そう考えてる気がするジジイなのじゃが、その葛藤が短い文章から読み取れるし、察してくれ!と言っているように読める。
そして、もう一度、「期限のあるアイドルのグループ」という立ち位置に戻って何をすべきかを捉えなおそうとしたんじゃろう。
なんというか、無責任に「帰ってきますからご安心を〜」なんて言えないな、と考えたんじゃないかな。アイドルとしての職業意識の高さから。
覚悟してアイドルという仕事を選んだ人間として。
マジで尊敬します。櫻井翔さん。
いや、ショウ子さん、泣いとるんじゃないぞ。茶が目に入っただけじゃ。