『ブラタモリ』を観ていたら
コロナ禍の影響でテレビ番組がどんどん縮小している。テレビ…とくにバラエティ好きのジジイとしては、なんとも寂しいことながら、必死に(まさに必死に)エンタメを追求しようとする制作班には頭が下がる思いなんじゃなぁ。
で、深夜、じぶんの机(つまり仕事…)に移動するまでの小一時間をつなぐために番組欄を見ていたら、ブラタモリで伊賀忍者を扱うらしいのでボタンを押した。
年令を重ねてきたからか、こーゆー歴史のロマンとか好きになってねぇ…しかもタモリがからむから、へんに重厚な番組にならなくてヨイ。
そうそう。子どものころ、学研のシリーズ本?だかの一冊で忍者への興味を掻き立てられたっけな。伊賀と甲賀は盆地だったから忍者が発展した…みたいなのは覚えていた。知識欲がいちばん分散していたころだったかもしれん。いまはスマホで興味の範囲をどんどん深堀りできる反面、思わぬ知識との出会いみたいなのは少なくなったんじゃないかなぁ…とかスマホ観ながら思うジジイであった。
『忍びの国』観るでしょう!
で、このところ世間は #家にいよう キャンペーンのまっただ中でもあり、『ブラタモリ』のあとに観るべき番組もないし、この流れなら『忍びの国』を観ろってことだな!とDVDを探した。
アマプラにもネトフリにも嵐の映像作品コンテンツはあまり上がってないので、引き出しの奥から出さなきゃいけなかったのだが、パッケージのつくりも見事で触るだけでも作品世界に近づけるのはいいよね。
ま、とっとと各作品を配信してくれると、ジジイみたいなめんどくさがり(&ネトフリとかYouTubeからやってきたはじめて沼に近づいてきたファン)にはいいんだけどなー。
観るのは劇場公開以来だ。しかし、あのときはシラフだったからなー。
抗えない大野智
ネタバレするまでもなく、結論は、大野智は超絶カックイイぜ!ってことだ。
以下は(いまさらながら)ネタバレを含みつつ語るけど…
圧倒的な武力を持ちながら、そこに大義を持たず、たんなる武装農民(という位置づけも本来は差別的なのだが)の集合として描かれる伊賀忍者。
その中の多くが認める実力者である無門。つまりサトぴょんの役どころじゃな。
が、彼の興味は武家から拉致してきた美しい娘の「お国」と平和に暮らすこと。そこらへんの多くを望まない感じがサトぴょんらしいw
が、お国は武家の出らしく芯の強い女性で、まぁサトぴょんはあっさり尻に敷かれている(ここにも好感がある)。
これ、解説しだしたらきりがないけど、現世にも名を馳せる伊賀忍者の正体が何であるか、またその実力は?などの史実をベースにしたド派手な戦闘シーンとかは興味深く、めっちゃ面白い。
で、圧倒的な実力がありながらふにゃふにゃな無門ことサトぴょんを叱咤し精神的にも育てていくお国…石原さとみちゃん…も素晴らしい。
で、肝心なときには超絶すげー(無ボキャブラリー御免)のが無門じゃ。
メイキングを見ても、ど凄まじい殺陣のシーンの練習をやりきっている大野智…いや漢よ!
で、反則なのは、そもそも丸顔なので可愛らしくもありつつ漢っぽい骨の感じを出すんだよね。いやー!やばい!
「Untitled」のライブ映像とかで嵐沼を身近に感じた人は、この機会に彼らの出演映像作品にも目を向けることをお薦めするぞ!
この映画を観た上で『つなぐ』とか聴くとねー
Oh! why don’t I wanna let you go?
https://www.j-storm.co.jp/arashi/discography/つなぐ
サト子さんや、ええい!川じゃ川じゃ!ジジイを川でいじめてくれぃ!