翔とタッキー(『夜会』視聴感想文)

櫻井翔くんのこと
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その昔、まだジジイもコピーライターとして鼻息が荒いころがあった。

半世紀…20年くらい前じゃったかの。当時はまだゲーム業界も群雄割拠で、いまやセガというメーカーも説明が必要になったくらい変わってしもーたが、プレステが出始めたころじゃったか、社運をかけてドリームキャストとゆーゲーム機を出した。今では知るものも少ないがの…。そのCMキャラクターとして滝沢くんがキャスティングされたんじゃな。

このCMはその自虐性で話題を呼んで、広告賞をいくつも獲ったはずじゃ。が、ゲーム機自体は、いまはもうない。栄枯盛衰…。

ジャニーズ自体もいまほど元気がなかった気がするな。少年隊とかの時代じゃったか…。いまよりもちょっとおとなしい時代じゃったと思う。

SMAPも出てきつつあったが、まだ6人だったし、いまの嵐やTOKIOみたいに年寄りにも知られて人気のあるジャニタレなんて、たしかいなかった。

その中で、滝沢くん。一般に名前を知られた若いジャニタレの代表格…てかそれ以外の人はファン以外は知らんわけじゃ。

そんな懐かしいことを思い出しながら、『夜会』の翔ちゃんとタッキーの回を(録画じゃけど)観たわけ。

妻から

「ジジイはきっと思うことがあるんじゃないの?」

と言われておったわけじゃが、冒頭の広告業界の記憶もあり、とても興味深く見ることができたんじゃ。

えーと。こういうことを言うと怒られるかもしれんが、タッキーの時代を遠くから見て現在に至るジジイとしては、「ふたりの関係は逆転してしまった…が、」と。

が、のあと。ここが今回の奇跡の対談の核心じゃな。

番組では、ずっと翔ちゃんの瞬きの回数を言っておったが、それ以外にも注目すべきポイントはいくつかあった。シロート心理分析をしてみるべ。

1.最初、外野の多い店に行った。

→これは、ノイズが多いところのほうが、緊張関係の2人だけで飲む場合、適度に気が紛れていいこと。 タッキーによる店のチョイスだったようじゃが、そういう深層心理に導かれておるな。加えて、あえて雑な(失礼!)店を選んだことで、「腹を割って話したい」というタッキーからのメッセージになっとる。喉を湿らせ次の展開に持って行くにはベストチョイスじゃの。翔ちゃんへの気遣いとタッキー自身の緊張緩和という役割があったと思う。

2.冒頭は敬語+先にタッキーを歩かせた。

→翔ちゃん、やはりというべきか、タッキー登場時の第一声は敬語じゃったな。そしてロケ店探しに歩き始めたときタッキーを先にした。翔ちゃんはたぶん無意識にでもジャニーズルールで先輩として「立てすぎてしまう」ところをどうにかしたかったんじゃないかと思うんじゃが、有吉が言うように「溝があった」ことは間違いないんじゃろう。

3.2軒目での翔ちゃんの腕組み。

→腕組みは防御反応の現れというのはよく言われることじゃが、サシ飲み2軒目、まわりのガヤがなくなった当初の翔ちゃんの腕の組み方。これは注目じゃな。自然な組み方じゃないじゃろ? 「まだ打ち解けられない」「自分を出し切れない」というメッセージじゃろう。片やタッキーは腕組みしているシーンがない(たぶん)。これは、おそらくじゃが、タッキーが「翔くん、おれは(もう)キミのこと認めてるから」ということじゃないかと。スタートはタッキーのリードじゃったけど、いまや嵐にはかなわない。それを素直に認めてるんだ…と伝えたかったんじゃないか、と思う。ところが、タッキー全盛期に、いつジャニーズを辞めるか斜め上から考えていたのに、いまや各方面から持ち上げられている翔ちゃんとしては、やっぱし座りの悪さを感じてたんじゃろ。しかもタメ年じゃからな。最後のほうは腕組みやめておったから、それなりに伝えることは伝わった気がしたんじゃろうな。

ま、というテキトーな分析をしながら録画を観たわけじゃが、今後プライベートで翔ちゃんがタッキーを誘うんじゃないかな。もっと話をしたい感じがあった。

これもデトックスじゃのー。夏前には必要な儀式じゃ。違うか?

あんましカンケーないが、冒頭でかかってたピンク・フロイドの「吹けよ風 呼べよ嵐」を置いとくかな。

おーい、ショウ子さんやー。あれ?どこ行ったんじゃ?タキ子さんと呑みに行ったんか?


押してもらえると非常に喜びますのじゃ

▼夏の思い出が映画ってのもイイんじゃないかの???

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