…と同じグループのメンバー!
先日の『嵐にしやがれ3時間スペシャル』で、あらためて嵐の各メンバーが、じぶんと嵐を語ってましたけど。
Twitterにも思わず書いた。とっても「勉強」になったわー。
MJ様のヘタレ告白、ニノの「嵐でなかったら」発言…。
断片的に知っていたことがつながったりして、ああ、そうだったのか…とか。
変な話だけど、「伝記小説」を読んでるみたいな。
そんなグループとしての奥行きを感じることができて、日テレの都合でスペシャルにしたんだろうと思っていたが、それはそれであながち間違いではないだろうけど、文字では伝わってこなかったみんなの心持ちに触れることができてヨカッタ。
そんな中で、翔ちゃんの道化がね、ちょっと感じさせるものがあった。
一番になろうね!の基準点
MJ様が『花より男子』でブレイクして嵐に注目が集まるようになって。
ニノがハリウッドの顔役?クリント・イーストウッドに見いだされて『硫黄島からの手紙』にキャスティングされて。
それぞれのタイミングで
オレ、あいつと同じグループなんだよ!
と自慢してたと翔ちゃんはおどけていたが、あながち冗談じゃないと思うし、それが跳び箱で言えば踏切板だったんじゃろうと思う。
仲間が注目されていくことで、“オレはどうなんだ?”と問い続けていた、という告白なのかも?と感じた。
ジャニーズ初のニュースキャスターへの抜擢も、ニノじゃないけど「嵐ありき」と十分に認識していただろうし、今もそう思ってるんだろう。
そこで、降って湧いた「嵐 活動休止」というテーマじゃ。
否が応でも、「嵐の肩書がない場合のじぶんって?」と考えるのが翔ちゃんの知性だと勝手に思う。
24時間テレビで話題になった、相葉ちゃんの「一番になろうね!」の手紙。
彼のピュアさを演出に使ったスタッフはどーなんだ?とジジイも思う(でもやりかねない演出だよね)。
相葉くんの言うトップっていうのが何かわからないですけど
とMJ様が順番としてコメントしていたけど、ジジイは、じつは翔ちゃんこそが、それを思っていたんじゃないか?と感じておった。
一番って、どーゆーこと?
大学とアイドルの両立の初心へ?
たしか以前にも観たことがあったと思うんだけど、あらためて先日の『嵐にしやがれ3時間スペシャル』で嵐の結成インタビューを観て、どんだけ「自分語り」してたんだwと思っがた、
それほど、デビューは想定外のことで、
これからどうなっちゃうんだろう?
大学を優先しないと親に許されない!
という不安やプレッシャーと戦ってたんだろうな…。
だって、父親は東大卒の官僚。しかも嵐のデビュー時、パパ俊さまは郵政省が総務省に再編される直前で、出世争いのまっただ中だったんではないかと推察される。
そんなとき、長男がアイドルでデビュー?とか、理解不能というか、「なに考えてるんだ?」という呆れるより少し怒りに近いモードだったんじゃないかなぁ。
そんなの翔ちゃんにもビリビリ伝わっていただろうし。
しかし、そんな状態で嵐と学業を神がかり的に両立した翔ちゃんはほんとうにすごい。ちょうど『花男』でグループとして注目を集める前だった、ということも幸いした?とはいえ、慶応の経済学部って私学トップクラスですからね(と学歴のないジジイはやたらこだわるが)。
もしかしたら、2021年のグループとしての活動休止は、そんな初心に戻る感覚も少しあるんじゃないかと思うんだよね。
がんばってほしいけど、がんばりすぎても
休止になれば、しばらくはグループ活動、音楽活動を離れて、それぞれ個別の活動が始まる。
サトぴょんに相談されて、おそらくものすごく“じぶんは何であるのか?”を見つめたと思うし、これまでのコメントにもそんな思いが散見される。
翔ちゃんの中で、嵐としてはある意味でイチバンになった手応えは感じているだろうけど、ではそこを離れて「櫻井翔」としてどれだけのものがあるのか。
いま、そこを猛烈に問い直しているような気がする。
ラグビーの取材も、その後押しをしているような。
ジャニーズ初の報道キャスターなんだけど、後輩の台頭(というのかどうか)もあり、なんつーか、もはやそれレベルでは翔ちゃんのプライドが許さない気が勝手にしておる。
一番考えやすいのは、冠番組としての報道バラエティーかな。NEXT池上彰さんみたいなポジション?
「櫻井翔の世界こんなことになってるんだSHOW(仮)」みたいなことかな?
しかし、それは流れとしては安易な気もしないではない。
だとすると、もっと現場に出ていくというか、まさにジャニーズ初どころか日本の芸能人初のピューリッツァー賞をめざす勢いで報道を極めるとか?
がんばってほしいけど、いまのままでも十分だから、気負いすぎないでほしいとも思う。
でも、どういう判断をしても、それが櫻井翔だから、ファンは応援しなくちゃね。
なぁ、ショウ子さんや、ひとまず熱い茶でも飲みながら、じっくり考えるとするかのぉ!